国際農林業協力に、当財団北中理事長寄稿の論考「アフリカにおける環境再生型農業の取組み:More Production with Less Input」が掲載されました
(公社)国際農林業協働協会(JAICAF)が発行する専門誌『国際農林業協力』のVol.46 (2023) No.3通巻208号「特集:生物多様性と土壌保全」に、当財団の北中理事長が寄稿した論考「アフリカにおける環境再生型農業の取組み:More Production with Less Input」が掲載されました(P23-30)。
環境再生型農業は、特に大規模農業の環境問題への懸念から、1980年代後半より北米を中心に広まった持続可能な農業のスタイルです。化学肥料や農薬の使用を最小限に、土壌を再生する(Regenerate)という点が強調されがちですが、アフリカのように土壌劣化の激しく、肥料・農薬の投入量が絶対的に少ない地域では、地域の自然環境・社会環境に相応しい、環境再生型農業の実践が求められます。
本論考では、環境再生型農業の潮流と概要を説明し、SAAがアフリカ4か国で実践する「アフリカ型」の環境再生型農業の実践と受入農家の反応、民間企業の参入や研究機関とのパートナーシップによる普及への取組みについて論じています。
記事は、以下のリンクよりダウンロードいただけます。
「アフリカにおける環境再生型農業の取組み:More Production with Less Input」国際農林業協力 Vol. 46 (2023) No.3
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