栄養に配慮した農業
アフリカでは、かねてから貧困や栄養知識の不足を要因とした子どもの栄養不足が問題視されてきましたが、近年は栄養バランスに欠ける食習慣に基づく成人の肥満や生活習慣病も深刻な問題になっています。特に乳幼児期の栄養不足は、身体の発育だけでなく脳の発達にも不可逆的に大きな影響を与えることが医学的に確認されており、農業には栄養面・健康面での貢献が期待されています。
SAA は、小規模農家による栄養価の高い作物の栽培や加工・販売を支援し、自家消費による食の改善や販売による収入向上、農産物の市場への供給を通じて、農村地域における栄養価の高い食品へのアクセスを改善します。また、家庭における栄養に対する意識を高めるための啓発活動も積極的に行っていきます。
現地の農家の声
栄養に配慮した農業の推進に向け、HarvestPlusとパートナーシップ協定を締結
SAAは、生物学的栄養強化作物(biofortification)の育種・開発を国際的に牽引してきた国際食糧政策研究所 (IFPRI)のプログラムである、HarvestPlusとパートナーシップを締...
パーマガーデンを通して、より豊かな栄養と収入を実現する
パーマガーデンとは、家族が年間を通じて豊かな食生活が送れるよう、家の周りに設置する常設の小規模菜園のことです。パーマガーデンのアプローチは、パーマカルチャー(permanent+agriculture...
「バランスのとれた食事は病気の予防薬」と、村の仲間に広めたい!
アワ・ダンバさんはSAAが設立を支援したシラニコト収穫後処理センター(マリ共和国カイ州)の女性グループのリーダーです。アワはSAAが稲作の改良技術を普及するにあたって設立したコミュニティ・デモンストレ...
SAA 出版物のご紹介
E-ニュースレター
"Walking with the Farmer"
SAAの活動動向をレポートしたE-ニュースレターを隔月で発行しています。
E-ニュースレターの日本語翻訳版(PDF)はE-ライブラリーでご覧いただけます。
サクセスストーリー
Voices from the Field Special Edition 2022
「現地からの声」の記事を特別編集版としてまとめました。