ササカワ・アフリカ財団（SAA） は、地域社会ベースの農家組織の形成とその運用を通じて、ウガンダ小規模農家のエンパワメントを支援しています。

その代表的な取り組みの一つが、農家組織モデル「ワン・ストップ・センター（OSCA）」 です。OSCAは、農業研修、市場アクセス、各種農業サービスを提供する拠点として機能し、ウガンダ国内の12県14カ所に設置されています。その中の一つ、ZAABTA（Zirobwe Agaliawamu Agri-business Training Association）を通じて、元ボダボダ（バイクタクシー）運転手であるエドワード・キセカさんは生活を大きく転換することに成功しました。

キセカさんは、ZAABTAと ZIKA（Zirobwe Kalagala Multipurpose Youth Cooperative）が提供する農業ビジネスの研修とメンターシップを受講し、農業の道を切り開きました。現代的な農業技術と知見を習得し、トウモロコシ、トマト、キャベツ、コーヒー、バナナの生産量を大幅に向上させました。キセカさんの事例が示すように、OSCAの取り組みは、農家組織の強化、農家のエンパワメント、そして持続可能な農業発展に貢献しています。

動画はこちら：
https://youtu.be/XkfJvHdv3Xw