ナイジェリア２大学との連携による普及員向け短期講座の開設

ナイジェリア

2024年2月29日

SAAは、農業普及員のキャパシティ・ビルディングの一環として、ナイジェリアの2大学（ソコト州のUsman Dan Fodio Universityおよびカノ州のBayero University）と連携し、質の高い農産物の生産に焦点を当てた短期能力開発コースを開設しました。「安全な生産と消費（Safe Production: Safe Consumption）」をテーマとした同コースは、小規模農家が市場性のある農産物を生産するための農法を指導／普及する農業普及員の養成を目的としています。

同コースは、市場アクセスの強化、収穫後ロスの削減、食品中のマイコトキシン（カビ毒）の低減、種子の選択や保管などのカリキュラムで構成され、ソコト州（女性8人、男性17人）とカノ州（女性13人、男性12人）でそれぞれ25人、合計50人の農業普及員が参加し、農産物の品質向上に関する知識を習得しました。