【開催報告】TICAD9公式サイドイベント①「アフリカの農業普及の新たな展望」ウェビナー開催報告 (7月24日開催)
2025年7月24日、ササカワ・アフリカ財団(SAA)は、国際食糧政策研究所(IFPRI)および農業普及サービスのためのアフリカフォーラム(AFAAS)と連携し、第9回アフリカ開発会議(TICAD9)公式サイドイベントとしてウェビナー「アフリカの農業普及の新たな展望 ― 国際援助の転換とデジタル技術の進展がもたらす変化(Scaling Agricultural Extension in Africa amid Emerging Technologies and Global Aid Shifts)」を開催しました。
本イベントでは、アフリカにおける農業普及の未来を形づくる国際的な潮流や、現場での革新的な取り組みについて、各国の専門家・実務者による議論が行われました。
ウェビナー動画は以下のリンクよりご覧いただけます:
https://youtu.be/UOoQSvf_F6I
ウェビナー情報詳細はこちら:
https://www.saa-safe.org/pastevents/ticad9-2025/ticad9-LP_jp.html
プログラム概要 (敬称略)
■開会の辞
Amit Roy ササカワ・アフリカ財団(SAA)会長
Steven Were Omamo 国際食糧政策研究所(IFPRI)開発戦略・ガバナンスディレクター
Lillian Lihasi 農業普及サービスのためのアフリカフォーラム(AFAAS)事務局長
■基調講演
「AIと国際援助の再構築の時代におけるアフリカの農業普及の再考」
Emmanuel Okogbenin アフリカ農業技術財団(AATF)
■特別報告
「AIを活用した農業普及の拡大:チャンスと新たな展開」
Eliot Jones-Garcia IFPRI シニア・リサーチアナリスト
■特別報告
「アフリカにおける多元的かつデジタル技術を活用した農業普及の推進と拡大」
Kristin Davis IFPRI シニア・リサーチフェロー
■多元的農業普及:経験と教訓
「大陸レベルの取り組みと地域のイノベーションによるアフリカの農業普及の強化」
Rosemirta Birungi AFAAS アフリカ全域農業普及・アドバイザリーサービス(AEAS)技術リーダー
「多元的な農業普及モデルの成功事例:ウガンダのビジネス型コミュニティ普及員(CCBF)モデル」
Robert Anyang SAAウガンダ事務所長
「デジタル農業技術、イノベーション及び官民連携(PPP)が小規模農家のエンパワーメントにもたらす影響」
Tawanda Hove ゲイツ財団 デジタルアグロノミー シニアプログラムオフィサー
■パネルディスカッション
モデレーター:Mel Oluoch SAA 戦略パートナーシップ事務所長
パネリスト:
Tawanda Hove ゲイツ財団 シニアプログラムオフィサー
小出 淳司 国際農林水産業研究センター (JIRCAS) 主任研究員
Yenenesh Egu Bezabih エチオピア連邦農業省 農業・園芸普及エグゼクティブ・リード
■閉会の辞
鈴木 周一 ササカワ・アフリカ財団(SAA)理事長
講演者のプレゼンテーション資料は以下よりダウンロードいただけます。
講演資料(TICAD9 SAAサイドイベント 2025年7月24日開催)
イベント中Q&Aボックスに寄せられた質問一覧_登壇者回答付き(英語)
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