新理事メンバー就任のお知らせ
ササカワ・アフリカ財団(SAA)は、ウム・カマラ博士とクリスティン・デイヴィス博士が3月28日付で理事に就任したことをお知らせいたします。
ウム・カマラ博士は、国際肥料開発センター(IFDC)の事業部長であり、アフリカの農業経済学において豊富な専門知識を有しています。アフリカ15カ国以上で17年以上にわたるキャリアを持つカマラ博士は、アフリカ農農業開発における戦略立案、資源動員、およびパートナーシップ構築に豊富な経験を持ち、アフリカ大陸における貧困削減と食料安全保障イニシアティブの進展に貢献してきました。アフリカ連合(AU)委員会や国際半乾燥地帯作物研究所(ICRISAT)を含む多くの国際機関で活躍しています。
クリスティン・デイヴィス博士は、国際食料政策研究所(IFPRI)のシニアリサーチフェローとして、アフリカにおける農業普及と政策研究に豊富な経験を有しています。国際農業研究協議グループ(CGAIR)の主要イニシアティブの一つであるOne CGIAIRのNature-positive Solutionsにおいて、社会経済および政策ワークパッケージを主導し、農業開発におけるジェンダー平等と若者の参加を促進に重要な役割を果たしてきました。また、アメリカ合衆国国際開発庁(USAID)の強靭性・食糧安全保障局(RFS)が支援するイノベーション・ラボであるFeed the Future Innovation Lab for Food Security Policy Research, Capacity, & Influence(PRCI)や、Global Forum for Rural Advisory Services(GFRAS)の設立に貢献しています。
両博士の参画により、五か年戦略(2021-2025)の推進を加速化させると共に、アフリカの強靭で持続可能なフードシステムの構築に貢献するというSAAのミッションの実現に更にコミットしてまいります。
SAA 出版物のご紹介
E-ニュースレター
"Walking with the Farmer"
SAAの活動動向をレポートしたE-ニュースレターを隔月で発行しています。
E-ニュースレターの日本語翻訳版(PDF)はE-ライブラリーでご覧いただけます。
サクセスストーリー
Voices from the Field Special Edition 2022
「現地からの声」の記事を特別編集版としてまとめました。