N連「ナイジェリア国コメ生産加工協同組合の活性化を通じた脱炭素化型コメ生産・加工推進プロジェクト」の贈与契約書署名式が行われました

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2023年3月7日
署名式にて。松田 民間援助連携室長(左)、アミーヌ・アブバカナイジェリア大使館一等書記官(中央)、北中(右)
署名式にて。松田 民間援助連携室長(左)、アミーヌ・アブバカナイジェリア大使館一等書記官(中央)、北中(右)

2023年3月3日、外務省(東京)にて、在日本国ナイジェリア大使館のアミーヌ アブバカ一等書記官お立ち合いのもと、令和4年度日本NGO連携無償資金協力「ナイジェリア国コメ生産加工協同組合の活性化を通じた脱炭素化型コメ生産・加工推進プロジェクト」の贈与契約書署名式が行われ、SAAから北中真人理事長が贈与契約書に署名しました。

本事業は、日本政府から739,414 米ドルの資金を受け、ナイジェリア中部に位置するナサラワ州内の2つのコメ生産加工協同組合を対象に、①共同集出荷拠点のインフラ整備、②デジタル化を通じた組合機能の強化、③コメ生産・加工プロセスの脱炭素化の促進を目指すものです。

事業の実施にあたっては、日本植物燃料株式会社(本社:東京)と協働してコメ在庫管理システムの導入を図るとともに、株式会社トロムソ(本社:広島)の開発したもみ殻固形燃料「モミガライト(※1)」製造機を用い、現在コメのパーボイリング(煮沸)加工時に大量消費されている薪炭材の代替(カーボンニュートラル化)を推進していきます。

SAAは、これまでナイジェリアで30年以上にわたって農業改良普及を行ってきた国際NGOとしての強みを生かしつつ、日本企業との連携促進を図り、同国における「農業協同組合を拠点とした脱炭素型コメ生産」を推進していきます。


(※1)モミガライトは、脱炭素技術海外展開イニシアティブにおいて外務省より脱炭素製品として採択されている「グラインドミル(もみ殻をすり潰した後に圧縮・加熱、棒状の固形燃料を製造する装置)から製造されるもみ殻固形燃料で、バイオマス燃料のため、燃焼時に新たな CO2 を排出しません。

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