パートナー

メインパートナー

日本財団

プロジェクトパートナー

ビル・アンド・メリンダ・
ゲイツ財団
JICA USAID AGRA WFP K+S KALI 社 CIMMYT FMARD WAAPP

 

CIMMTY

CIMMYT (国際トウモロコシ・小麦改良センター)は、小麦とメイズという2つの重要な穀物の研究・開発・キャパシティビルディング分野における世界的リーダーです。同センターはメイズの生産性を持続可能な形で増やすことを通じて、貧困や飢餓の削減を目指しており、メキシコを本部として、途上国の様々な地域で、様々なパートナーと活動しています。
CIMMYTは、国際農業研究協議グループ (CGIAR)のメンバーで、政府や財団、開発銀行、そしてそのほかの官や民の機関のサポートを受けています。
NUME(Nutritious maize for Ethiopia )は、旧カナダ国際開発庁(現外務貿易開発省)の助成を受けた5年間の(2012年3月−2017年9月)のプロジェクトで、CIMMYTが、エチオピア農業研究機構(EIAR)、連邦保健省、エチオピア健康栄養研究機関(EHNRI)、笹川アフリカ協会/笹川グローバル2000、その他NGO、大学、公営/民間の種子業者と共に恊働で実施しているプロジェクトです。


プロジェクト概要

事業期間:2012年3月−2017年9月 (5年間)

対象地域:4州36郡(アムハラ州6郡、オロミア州20郡、南部諸民族集7郡,ティグライ州 3郡)

助成金額:カナダドル$2,604,600

上位目標:生産性向上のための適切な栽培技術を活用しながら、高蛋白メイズの摂取を通じて、特に女性や幼い子どもたちの家庭の栄養や食糧の安全保障を高めること。


背景・プロジェクト目的・SAAの役割

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QPMと従来のメイズを比べるホスト農民

他の穀物と比較した際、メイズは収穫量が高く、生産コストも安価であるため、多くのエチオピアの農家が主食として依存しています。しかしその高い生産性にも関わらず、メイズには必須アミノ酸であるリジン、トリプトファンが少なく、タンパク質のバランスが良くありません。そのため、メイズが食生活の主要な部分を占めていて、その他の食物から摂取するタンパク質量が少ない地域では、特に小さな子どもたちの間に、タンパク質不足のリスクが生じます。必須アミノ酸は、健康の維持や、肉体と精神の発達に重要な働きを持ちますが、資源に乏しい零細農家には、その他のタンパク質源(肉、魚、鶏肉、卵)を購入する余裕はありません。高蛋白メイズ(QPM)は、品種改良によって(遺伝子組替え作物ではありません)生み出されたメイズで、リジンとトリプトファンの含有量が通常のメイズの2倍あり、不足を埋めることができるのです。


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QPMと従来のメイズ

QPMには、エチオピアの農家には知られていない品種が複数あります。そうした背景から、食糧安全保障が脆弱なコミュニティに対し、これらの品種を積極的に普及するNUMEのようなプロジェクトが求められていました。このプロジェクトは、アムハラ州、オロミア州、南部諸民族州、ティグライ州の、3つの農業生態系(干ばつリスクのある地域、湿潤地域、高地)を対象に、農業、気候、栄養、貧困を指標としたデータベースを組み合わせたGIS分析を用いて、最も大きなインパクトをもたらすことができると特定された郡で実施されています。多面的なプログラムを通じた、圃場でのデモンストレーションや、QPMを利用した伝統的食べ物の展示を含めたフィールドデイ、農民研修センター(FTC)を通じたトレーニング、そして参加型のラジオ・キャンペーンを、通じて、QPMと、その栄養的な価値についての認知を高め、QPMの普及率を高めようとしています。


プロジェクト成果

  • QPMとその栄養効果への認知が高まることで、種子に対する需要が高まる
  • ターゲット地域の人々が、QPMを使った伝統的な料理や新しい料理の調理に関する知識が高まる

中間的成果

  • 食糧安全保障に脆弱なターゲット地域における、生産のためのQPM種子と、特に小さな子どもたちや女性による、食用のためのQPM種子利用が増える

アウトプット

QPMとその栄養的効果に関する認知を高めるための、圃場でのデモンストレーションとフィールドデイの実施。対象は、農家、普及員(DA)、政府関係者、種苗業者、食品産業関係者、家政関係者、健康普及員。

プロジェクトは、「育種」「種子生産」「普及」のコンポーネントで構成されています。「普及」のコンポーネントは、笹川グローバル2000エチオピア事務所を中心に、複数のパートナーによって展開されています。パートナーは、エチオピア農業研究機構(EIAR)、連邦農業省、州農業局、大学、官民の種苗業者、その他NGO、農民の組合やユニオンなどです。また、エチオピアのラジオ局と恊働するファーム・ラジオ・インターナショナルとも連携し、ジェンダーに配慮したラジオ・キャンペーンを実施し、女性の農家が、栄養やタンパク質に関する知識を習得し、QPMに関する理解を深め、家族や特に子どもたちの健康のためにできるその他の対策について考える場を提供しています。

「普及」コンポーネントの主要な活動

  • QPMと非QPMの品種を隣り合わせで植えたデモンストレーション圃場を、FTCやアクセスの良い農家の圃場に設立し、最も適切なマネジメント方法で生産する
  • もっとも成果の出た女性のデモンストレーション圃場で、フィールドデイを実施し、QPM品種と非QPM品種の生育度合いを比較するほか、QPMを利用した伝統的な料理や新たな料理を紹介
  • 小型のポータブル・プロジェクターを活用した視覚教材を用いたトレーニング(Digital Green Technology)も実施

プロジェクトの詳細は、以下のリンクをご参照ください。
http://www.cimmyt.org/en/news-and-updates/press-releases/item/ethiopian-government-supports-and-expands-promotion-of-quality-protein-maize-2/

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