パートナー

メインパートナー

日本財団

プロジェクトパートナー

ビル・アンド・メリンダ・
ゲイツ財団
JICA USAID AGRA WFP K+S KALI 社 CIMMYT FMARD WAAPP

 

AGRA

「アフリカ緑の革命のための同盟」(AGRA: Alliance for a Green Revoution in Africa)は、2006年にロックフェラー財団とビル&メリンダ・ゲイツ財団によって設立され、アフリカの農業開発に資金を提供するための包括的なパートナーシップです。SAAはAGRAの支援のもと、「AGRA土壌・市場アクセス改善プログラム」を通して、各種プロジェクトを実施しています。

アフリカの乾燥地帯における貧困層のための緑の革命の実現:マリにおける少量施肥と投入資材・農産物市場の連携による零細農家の生活向上

プロジェクト名:アフリカの乾燥地帯における貧困層のための緑の革命の実現:
        マリにおける少量施肥と投入資材・農産物市場の連携による
        零細農家の生活向上

期間:2009年5月~2012年5月(3年間)

対象地域:クリコロ、モプティ、セグー、シカソ地域(マリ)

事業費:756,120 米ドル


背景、プロジェクトの目的、SAAの役割:

サヘルの半乾燥地帯は、マリの中でも最も貧しい地域の1つです。気候がきわめて厳しく、年間降水量は350~700㎜です。降水量や降雨分布にばらつきがあるため、キビやソルガムの収量が年ごとに大きく変動しています。

キビとソルガムは主要な穀物作物であり、マリの半乾燥地帯の人々の主食です。大幅な人口増加によって食糧需要が増大した結果、脆弱な土地利用システムにかかる負担が増しています。例えばこの地域では、土壌の肥沃度を回復する手段としての休耕の利用が全般に減少し、耕作限界地の利用が増え、その結果、土地の劣化が進んでいます。

このプロジェクトの主な目的は、マリのスーダン・サヘル地帯における(1)生産量、農家所得、食糧安全保障の向上と安定、および(2)農民が、少量施肥技術の採用と農民協同組合の改善によって、天然資源基盤をよりよく管理できるようにするための支援です。

少量施肥技術は、苗・種を植える穴に少量の無機肥料を撒くことにより収量の増加を図るとともに、投入コストを最小限に抑えるものです。

photo

セグー地域の「ワランタージュ」店

農民は流動性制約のために生産システムの増強ができない場合が多いという認識のもと、本プロジェクトでは、土壌肥沃度の回復の取り組みに対する阻害要因を取り除くため、在庫担保融資(「ワランタージュ」)制度を開始します。この融資制度の目的は、村人が農民組織や、肥料店、貯蔵設備を設立する際に支援を行うとともに、現金で融資を受ける手段を与えることです。これによって農民は、肥料など外部からの投入資材を購入できるようになり、また、作物を貯蔵することによって、市場への供給が少なくなり始める時期により高い価格で売ることができるようになります。

マリにおける農民の市場アクセス改善に向けたポストハーベスト処理・貯蔵能力向上

プロジェクト名:マリにおける農民の市場アクセス改善に向けたポストハーベスト
        処理・貯蔵能力向上

期間:2011年4月~2014年7月(3年間)

対象地域:シカソ地域(マリ)

事業費:1,000,000 米ドル


背景、プロジェクトの目的、SAAの役割:

シカソの南西地方は、マリの穀倉地帯の1つです。農作物としては、伝統的な現金作物である綿花や、穀類(トウモロコシ、コメ、キビ、ソルガム)、豆類(ササゲ、落花生)、園芸作物(ジャガイモ、サツマイモ、ヤムイモ、キャッサバ)があります。キビとソルガムが穀物作付面積の57%を占めており、トウモロコシが37%、稲が5%になっています。ただし、マリのトウモロコシは、ほとんどがシカソ地域で生産されています。この地域の小規模農家、主に女性農民の間でネリカ米(NERICA)品種の採用が広まれば、食糧確保も大幅に改善します。

不適切な処理や貯蔵のために、収穫後のロスは増大しています。調査によれば、このようなロスが最も大きいのがシカソ地域であり、約10~15%に上ります。ポストハーベスト処理で依然として主流を占めているのは、伝統的な脱穀、乾燥、貯蔵、輸送、販売の方法であり、手間がかかるうえに、穀物品質も低くなってしまいます。一方、都市化の進行にともない、農作物に対する需要構造は急速に変化しています。しかしながら、女性などの小規模生産者は、こうした需要の変化に対応する準備ができていません。

穀物農作物に余剰がある場合には、零細農家にも取引機会が生まれる可能性があります。こうした可能性を活用するためには、市場要件に対する知識の拡大や、適切なプレハーベスト・ポストハーベスト処理作業、ポストハーベスト機器の入手、農民の組織・運営・財務に関する能力の育成が必要になります。

主食農作物生産に従事している農民のうち、登録されている農民組織に加入している人は30%程度にすぎません。農民グループが設立されている場合でさえ、組織・制度・運営面で多くの弱点があり、そのため、生産性を向上したり、生産物の品質や加入メンバーの所得を引き上げるために必要なサービスを提供することができなくなっています。

このプロジェクトでは、ポストハーベスト・ロスの低減・防止に取り組むとともに、穀物品質の向上や、農民組織が融資を受けられ、加入メンバーの市場アクセスを組織化できるよう能力の強化を行います。

photo

プロジェクト開会式(左:農務大臣秘書官、右:SAAテーマ・ディレクター(テーマ2))

Take it to the farmer

SAA 30年史

"Take it to the farmer" (PDF)のダウンロードは こちらへ.


SAA Success Stories

SAA サクセス・ストーリー

"SAA Success Stories"(PDF)のダウンロードは こちらへ.


SAAニュースレター

英語版ニュースレター(PDF)のダウンロードはこちらへ.

英語版ニュースレターのアップデート情報やメール配信、出版物購読のご希望はこちらよりお問い合せください。

top of page